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”咳喘息のイメージ”とは? ”過敏(アレルギー)”がキーワードです!

“アレルギー”とは “過敏症(かびんしょう)”と訳されます。気道の“アレルギー”である咳喘息は気道が“過敏”になって、様々な刺激に対して過敏に反応し、通常は害のないような刺激(温度差や天候変化など)に対して過敏に反応して咳が悪化したり、長引いたります。

花粉症や咳喘息は“アレルギー”です

花粉症は花粉に対する“アレルギー”です。

花粉は空気中を飛んでおり、誰しも花粉を吸いこんでいます。花粉はそれ自体害があるわけではなく普通のヒトには症状が出ません。一方花粉症では花粉に対し“過敏反応”をして、”花粉を排除しよう”とします。花粉を鼻から出そうと「くしゃみ」をして、花粉を「鼻水」で取り込んで出そうとします。更には 「鼻づまり」で完全に入れないようにします。こうして花粉症の3大症状、「くしゃみ」、「鼻水」、「鼻づまり」が起こるのです。また目に入れば同様に「涙」で出そうとします。

  • 花粉症はくしゃみ、鼻水、鼻閉

咳喘息はアレルギー性の咳が出ます。


咳喘息は゛気道過敏”のため様々な誘因で悪化します。よくみられる誘因としては、風邪(かぜ)、埃(ほこり)、温度差(クーラーの冷気他)、台風など天候悪化などです。風邪ウイルスにしろ、埃にしろ、あまり体の中には入れたくないものだと思いますが、咳喘息ではこれらに対し過敏に反応して症状が長引きます。つまり発熱などの風邪症状がなくなった後も気道過敏が残り「咳」が長引き、「痰」がからみます。また温度差や天候悪化など様々な誘因で咳が悪化しやすい傾向にあります。

  • 咳喘息は咳が続く

「風邪の後に残る咳(感染後咳嗽(がいそう))」と「咳喘息」は違いがあるの?

風邪を引いた後、発熱や咽頭痛、鼻水などの症状はよくなったのに咳だけが長引くことがあります。風邪症状の中で最も残りやすい症状は咳であり、なかには2~7週間も続くことがあります(「感冒後咳嗽(がいそう)」といいます)。長引く咳は少しずつでも軽快傾向になります。

一方「咳喘息」も風邪をきっかけに出現することが多く、「感染後咳嗽」と「咳喘息」の区別はしばしば困難です。
しかし「咳喘息」は様々な刺激で悪化する”過敏”から違いが見ることが出来ます。例えば温度差、埃(ほこり)、煙、エアコン(埃や冷気など)、梅雨や台風など天候の変化や季節の変わり目などでしばしば悪化します。朝や夜に悪化する(日内変動)、例年同時期に咳が遷延する(年内変動)といった症状の変動が大きいのが特徴です。

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