よくある質問

QA

クリニック

初めて受診するときは何が必要ですか?
  • 健康保険証
  • 現在服用中の(もしくは服用されていた)薬の名前がわかるもの(お薬手帳など)
  • 各種医療証(乳幼児医療費受給者証、高齢者保険証、高齢受給者証、公費負担医療証など)
  • 医療機関からの紹介状
  • 検査データの原本(コピーでも可)
受付でお薬だけをもらうことはできますか?
お薬だけ希望された場合でも、医師の診察が必要です。
時間外診察は受け付けていますか?
まずは電話でご連絡ください。スタッフが残っている場合には対応させていただきます。

呼吸器内科

ゼイゼイ苦しくなくても喘息はありますか?
ゼイゼイしなくても喘息はあります。喘息といえばゼイゼイ、ヒューヒューとひどく苦しいイメージがあると思いますが、実際にはもっと軽症の喘息の方がずっと多いです。しかも喘息症状は夜間や朝方に悪化し、昼間は喘息症状が軽快する特徴があります。そのため医師を受診する日中には症状がしばしばなくなっているため、長らく喘息と診断されてない患者さんはとても多いです。苦しくなる前のまだ症状の軽い段階で診断することで、より高い治療効果を得られやすくなります。
胸レントゲンで喘息の診断は出来ますか?
胸レントゲンで喘息は診断出来ません。
しかし他の病気でないことを確認する必要があるので、胸レントゲン検査は大切です。
カゼをきっかけに息がきれる、咳が長引く等、喘息に似た症状をもつ病気には心不全や肺炎、結核、がん等などもあるので時に慎重な対応を要します。
喘息はどうやって診断するのですか?

喘息は主に症状で診断します。
『気道過敏性(きどうかびんせい)』、『発作性』、『気道閉塞(きどうへいそく)による症状』の主に3点で診断されます。

  1. 過敏性とは普段問題にならないような刺激にも過剰に反応することです。喘息でいう『気道過敏性(きどうかびんせい)』とはホコリや花粉、温度差や湿度、気圧、カゼ等の刺激で過敏に症状が悪くなることです。
  2. 『発作性』とは上記の刺激により症状が出たり、なくなったりと、症状が変動することです。
  3. 『気道閉塞(きどうへいそく)』とは気道が狭くなることです。喘息発作では気道が狭くなり、ゼイゼイと苦しくなりますが、多くの喘息患者さんは毎日のように苦しくなる訳ではありません。むしろ夜咳が止まらない、痰からみがひどくて寝られない、何となく胸が苦しい感じがする程度なので丁寧な問診を要することがあります。また喘息の治療薬が効くことも診断に役立ちます。

上記のような症状とともに、適宜肺活量検査や呼気NO検査等を行い、気道閉塞や気道炎症を証明することで診断しています。

どんな症状があれば喘息を疑いますか?

以下の症状のいずれかがあれば喘息を疑います。

  1. 昼間はいいが夜間や朝方に咳や痰が悪くなる
  2. 呼吸のときにヒューとかゼイとか音が聞こえることがある
  3. 毎年おんなじ時期に咳や痰が続く
  4. 小児喘息はなおったが、カゼの後しばしば咳や痰が長引く

循環器内科

高血圧や脂質代謝異常症(高脂血症)ですが症状はありません。治療しなくてもいいですか?
高血圧症や脂質代謝異常症(高脂血症)、糖尿病などの生活習慣病は通常症状はありません。しかしこれらの病気は少しずつ血管を傷めるので動脈硬化になります。そのため将来脳卒中や心筋梗塞になりやすいことがわかっています。すぐに治療すべきとまでは言えませんが、将来脳卒中や心筋梗塞を予防するためには症状がなくても治療する意味があります。
メタボリック症候群ってなんですか?

表1の基準が提唱されています。腹囲は内蔵肥満を示し、高血圧・高血糖・脂質代謝異常が組み合わさり、心臓病や脳卒中などの動脈硬化性疾患をまねきやすい病態とされています。
腹囲は運動不足、高血圧は塩分の取りすぎ、高血糖は糖分の取りすぎ、脂質代謝異常は油分の取りすぎなので、少しずつ生活習慣病を見直す必要があります。
※『厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト』に詳細が記載しており、分かりやすいと思います。

表1 メタボリック症候群の診断基準
以下の必須項目と以下の3項目のうち2項目を満たすもの
必須項目
腹囲(男性 ≥ 85cm、女性 ≥ 90cm)
以下の3項目のうち2項目以上を満たすもの
1. 高トリグリセリド血症≧150mg/dl
かつ/または
低HDLコレステロール血症 < 40mg/dL
2. 血圧≧130/85以上
3. 空腹時高血糖≧110mg/dL
*内臓脂肪面積 男女ともに≥100cm2

消化器内科

便秘薬ですぐにお腹が痛くなるので飲めません。

当院では漢方薬も取り入れて様々な症状に対応しています。西洋薬ではお腹が痛くて飲めない方も少なくありませんが、様々な漢方薬を使うことで症状が緩和される患者さんも沢山いらっしゃいます。